たみめも

なにかしらのなにか

ThinkPad P1 Gen7を買った話

表題の通り、LenovoThinkPad P1 Gen7を買いました。 購入金額は ¥417,550 です。
高い。

スペック

プロセッサー インテル® Core™ Ultra 9 プロセッサー 185H vPro®対応 (Eコア 最大 3.80 GHz Pコア 最大 5.10 GHz)
初期導入OS Windows 11 Home 64bit
導入OS言語 Windows 11 Home 64bit - 日本語版
Microsoftソフトウェア なし
Memory 64 GB LPDDR5X-7500MHz (CAMM2)
Raid 設定 なし
RAID CONFIG なし
1stストレージ 1 TB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 Performance TLC OPAL対応 selected upgrade
2ndストレージ なし
合計搭載HDD数 1TB
HDD Config SSD
ディスプレイ 16" WQXGA液晶 (2560 x 1600) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 500 nit, 165Hz selected upgrade
ファクトリーカラーキャリブレーション FCC (ファクトリー・カラー・キャリブレーション)
グラフィックカード NVIDIA® GeForce RTX™ 4070 Laptop GPU 8GB GDDR6
内蔵カメラ 500万画素カメラ、IRカメラ、マイク
本体カラー ブラック
天板素材 アルミニウム + ブラック
無線LANアダプター インテル® Wi-Fi 7 BE200 2x2 vPro®対応 & Bluetooth®
指紋センサー 指紋センサー
ポインティングディバイス 触覚タッチパッド (ポインティングデバイスの詳細については別途製品仕様書にてご確認ください。)
キーボード バックライト付、ブラック、指紋センサー - 日本語
イーサネットアダプター なし
ビデオ変換アダプター なし
ビデオ変換アダプター2 なし
ビデオ変換アダプター3 なし
バッテリー 4 セル リチウムイオンポリマーバッテリー 90 Wh
電源アダプター 170W スリム ACアダプター (3ピン)
付属品言語 韓国語/日本語/英語
Netfilter なし
標準保証 1 年間 引き取り修理

価格.com限定モデルを買ったので、SSDとディスプレイ以外はカスタムしてません。
Core Ultra 9 185Hは以前購入したZenbook Duo(売却済み)で性能が出ず苦しめられたプロセッサですが、今回はモバイルワークステーションということで本領を発揮してくれることを期待します。
その他うれしいポイントとしてSDカードスロットが搭載されているのですが、今話題のSD Express対応です。後述しますが、ゲーム用のストレージとして活用しています。

使用感

流石モバイルワークステーションなだけあって、性能はバッチリです。
Core Ultra 9 185Hは以前使用していたZenbook DuoではCinebench R23のスコアが12,000程度でしたが、本機は18,000超えです。

Cinebench R23のスコア 18,339 pts

GPUベンチマークとしてモンハンワイルズベンチも回してみました。
解像度2560x1600、DLSSのフレーム生成有効で14,038点とこちらも十分なスコアです。

モンハンワイルズベンチマーク 2560x1600 フレーム生成で14,038点

ただ、本機はAdvanced Optimus(通称MUXスイッチ)非搭載なので、グラフィック処理の際はCPUの内蔵GPU経由となりパフォーマンスが落ちてしまいます。現在の環境でメインモニターとして使用しているApple Studio Display(解像度 5120x2880)でゲームするには若干性能不足を感じます。

たみ的気になるポイント

トラックパッドが地獄

本機にはSenselというメーカーが開発した感圧式トラックパッドが搭載されています。感覚的にはAppleのMagic Trackpadにかなり近いです。
感圧式トラックパッド自体は個人的によく使用しているのでなんの違和感もないのですが、このトラックパッドの感度がかなり厳しいです。
具体的には負荷が掛かっている状況下においてポインターの飛びが起きたり、トラックパッドに触れても一切反応しなかったりと到底まともに使用できたものではありません。
この状況でもトラックポイントThinkPadの赤ポチ)と外付けのマウスは正常に利用できるので、明らかにトラックパッド周りの作りに問題があります。
この問題の検証にThinkPad Thunderbold 4 Workstation Dock(約5万円)を購入するなどしましたが、最終的に増設したM.2 SSDを取り外すことでかなり軽減されました。
今後ThinkPad P1及びT1gを購入される方はこのあたりの挙動に注意した方が良さそうです。

② SD Expressスロットが便利

冒頭で述べた通り、本機にはSD Expressスロットが搭載されています。
SD ExpressはSwitch 2に使用されている規格と同じで、通常のUHS対応SDカードをはるかに上回る転送速度が出せます。

自分はSD Expressカードを2枚用意して、それぞれゲーム保存用と一時的なファイル置き場用のように運用しています。
①で述べた通り、M.2スロットにSSDを増設するとトラックパッドの不具合が再発するためこのSD Expressがあって本当に良かったなと思います。いや、そもそもM.2スロットが使えればそれで良い話なのですが。

肝心のSD Expressですが、micro SD Expressが大量に出回っているのに対してフルサイズのSD Expressカードは入手性がかなり悪いです。
現状だとADATAのPremier Extremeシリーズぐらいしか選択肢がないと思います。

③ 電源ポートが昔ながらの四角い端子

本機はUSB-PD経由で充電も可能ですが、それとは別にLenovoの昔ながらの四角い電源端子から充電ができます。
この端子、USB-PDと違って170W以上で給電出来るので搭載されているCPUやGPUの性能をかなり引き出すことができます。 本機の185HはTDP高めの設定らしいので、80Wで駆動するRTX 4070 Laptopを考えると大電力を給電出来た方が安心ですね。
また、ThinkPad Thunderbold 4 Workstation Dockを使用すればこの電源端子とThunderbolt 4をドックに同時に接続できるため利便性もギリ許容範囲です。
(後継のP1 Gen8やT1g Gen8ではこの電源端子が無くなっているようです)

④ メモリがLPCAMM2

これは細かな話ですが、内部のメモリが一般的なノートPCに使用されるSO-DIMMという規格ではなくLPCAMM2という新しい規格になっています。
厚さを抑えつつメモリ速度も速い、しかも交換可能というありがたそうな仕様です。が、交換用のメモリがLenovo直販以外から(2025/12/13現在)入手できません。 様々なイベントでLPCAMM2の展示が各メーカーからなされているようなので、今後に期待です。

総評

トラックパッドの汚点が無ければほぼ完璧なノートPCです。
価格的にどう考えても一般的なゲーミングPC買った方が安いのでオススメはできませんが、ThinkPadでありながらゲームも余裕なPCが欲しい人は検討してみても良いかもしれません。
これらを踏まえて採点すると...

実用性: 23/25点
ガジェットとしての面白さ: 25/25点
価格: 15/25点
満足度: 22/25点

合計点数: 85/100点

総合評価: A

(100-90: S / 89-80: A / 79-60: B / 59-40: C / 39-: D)

というわけで、今回の買い物は85点で評価Aでした。
トラックパッドの不具合さえなければ余裕でS評価ですが...


サボってる多忙の間にいろいろな機材を購入しているので、ぼちぼち記事にしていこうと思います。
ではまた。

Anker 556 USB-C Hubを買った話

Anker 556 USB-C Hubを買った話

Anker 556 USB-C Hub
AnkerのUSB4対応ハブを買いました。
最近対応製品も増え始めているUSB4ですが、対応製品はまだまだ見かける機会が少ないのでお試しで購入しました。価格はAmazonで11,992円(購入当時)です。

USB4

このハブの特徴でもあるUSB4ですが、リリースは2019年なので比較的新しい規格になります。
仕様としてかなりややこしい規格なのでここでは簡単に説明しますが、"最大"40Gbpsで通信出来てデバイスによってはThunderbolt 3との下位互換も持っている規格です。今回買ったAnker 556 USB-C Hubは規格的にはUSB4のハブになります。

外観

Anker 556 USB-C Hub (前)
ポートとしてはまずまずです。USBポートとしてはUSB3.2 Gen2 (10Gbps)のポートがType Cが1つ、Standard Aが2つ搭載されています。多くはないですが、この製品のコンセプトとしては持ち出して使うような用途が想定されているはず(日本では未発売だが似たデザインの据え置きタイプが存在する)なので、必要充分といったところ。ただType Cポートはデータ転送専用で映像出力には使用できないので注意。

Anker 556 USB-C Hub (後)
後ろ側にはHDMI、DP、Ethernet、給電用のType Cポートが1つずつ付いています。こちらも必要充分といったところです。特にHDMIとDP両方が搭載されているのはありがたいですね。給電用のType Cポートは最大100Wまで対応で、ハブの消費電力15Wを引いた電力がホストPC側に供給されるようになっています。

Anker 556 USB-C Hub (側面)
側面にはホストPCと接続するためのUSB4 アップストリームポートが付いています。大抵のハブはホストPC接続用のケーブルがハブと一体型になっていますが、断線のリスクがあるのでこうやって抜き差し出来るのは製品寿命の観点からも好ましいです。

性能

外観で見た通りのポートがそのまま使えます。HDMIとDPについてはそれぞれ8K30Hz出力が可能ですが、両方使用する場合は4K60Hzが最大になります。
個人的に気になったのはThunderbolt 3にしか対応していないPCに接続した際の挙動です。USB4の規格として、ホストPCのThunderbolt Alternate Modeはオプション扱いですが、ハブは必須なようなのでThunderboltデバイスとして認識されるのか見ていきます。

おや...?ハブのようすが...
結論から書くと、Thunderboltデバイスとしては認識されませんでした。USB4の規格としてはThunderbolt Alternate Modeはハブにおいて必須のはずですが、USB4のダウンストリームポートを付けた場合に対応するかどうかという話なんでしょうか。そもそもThunderboltコントローラを載せなければならないみたいな話は無いですし、Thunderbolt 3自体は分岐が出来ない(USB4/Thunderbolt 4は分岐出来る)ので多分Thunderbolt 3デバイスで上手く機能しない気がします。
Thunderbolt 3対応デバイスをThunderbolt 4対応ドックに接続した場合。ドックはThunderbolt 3デバイスとして振る舞っている。

もちろんUSB4対応デバイス(画像ではThunderbolt 4対応デバイス)に今回のハブを接続するとUSB4対応として振舞われる。

総合評価

この価格でこの性能ならほとんどの用途において充分な働きをしてくれると思います。
USB4周りの独特の挙動はあるものの、初めからUSB4対応PCを使っていればあまり気にしなくても良いでしょう。
それも踏まえて採点すると...

実用性: 21/25点
ガジェットとしての面白さ: 23/25点
価格: 24/25点
満足度: 23/25点

合計点数: 91/100点

総合評価: S

(100-90: S / 89-80: A / 79-60: B / 59-40: C / 39-: D)

というわけで、今回の買い物は91点で評価Sでした。
USB4対応デバイスとしてはUSBポートが少ないのが少し悔やまれますが、概ね満足です。

それでは今回はこの辺で。また次回にご期待ください。

2023.03.06 / MacBook Proを買った話

2023.03.06

こんにちは、たみです。nヶ月ぶりに記事を書いてます。
今後はガジェットを買ったらここに上げていこうと思います。

MacBook Proを買った話

MacBook Pro 13インチモデル Mid 2018
中古のMacBook Pro 13インチ (2018/4ポート)を買いました。
今手持ちにiMac 24インチとMacBook Pro 14インチ (2021/M1 Pro)がありますが、どちらもApple Siliconのチップを搭載したモデルでIntelMacは所有していなかったので購入しました。ストレージが512GB積んだモデルだったので、BootCampで200GBを分けてWindows 10を入れてあります。

Intel Macで感じたこと

普段Macを利用する用途としてKotlinでコードを書いてコンパイルするのが主なのですが、M1 Proを搭載したMacBook Proと比べるとコンパイルに2倍以上時間がかかりました。ただ時間的にはM1 Proが40秒、今回のIntel Macが1分30秒なのでそこまで遅いという感じではないです。
正直問題は性能より発熱で、今こうしてブラウザを起動させてる状態でも結構熱くなります。M1 ProのMacBook ProもM1のiMacブラウジング程度ならほんのり温いかな程度の発熱しか出てなかったので、アーキテクチャの差を感じるところではありますね。

TouchBar

TouchBar搭載機を買った事が無かったので、一度触ってみたかった機能でした。
世間では酷評が目立つTouchBarですが、実際使ってみると「まぁ確かに本格的に使うには厳しいかな」という感想です。自分は日本語変換周りでファンクションキーを使わなくてもある程度使えるタイプなので普段使う分にはあっても良いかなとは思いますが、これを本格的に開発マシンとして使うなら確実に外部キーボードを用意すると思います。
ちょっと意外だったのはエスケープキーで、物理的に押せないのでめちゃくちゃ違和感はあるものの、タッチの判定が画面外まで存在しているおかげで「押したつもりが押せてない」みたいな事象は今のところ起きていません。そのうち起きそうですが。

個人的にはTapticEngineをTouchBarにも搭載できればもう少し実用的だったのかなぁという印象です。サードパーティのアプリで機能を拡張したり、ソフトによってボタンが変更できたりするコンセプト自体はとても好きなのですが...
最新のMacBookはフルハイトのファンクションキーが載っていますが、オプションでTouchBar+ハーフハイトのファンクションキーみたいな構成が出ても良いんじゃないかなという気持ちはあります。

バタフライキーボード

この年代のMacBookにある悩みの種、バタフライキーボードです。今は全てシザー式キーボードになりましたが、2018年モデルでは第三世代のバタフライキーボードが搭載されています。今この記事を書いてる感覚だと、「底打ちがかなり強いが、使っていて苦ではない」という感想です。
前述の通り、このMacBook Proは中古で購入していますが、この個体は特にキーボード周りに問題を抱えていませんでした。Appleはこの世代のMacBook Proにもキーボード交換プログラムを行っていたので、既に交換された個体なのかもしれません。

総合評価

このMacBook Proは元70,000円だったのをポイントを使い49,000円で購入しました。
購入したのがCore i7 8559U / 16GB / 512GBとおそらく当時のUltimateモデルなので、この値段であればかなり良い買い物だったんじゃないかなと思います。
それも踏まえて採点すると...

実用性: 22/25点
ガジェットとしての面白さ: 22/25点
価格: 23/25点
満足度: 20/25点

合計点数: 87/100点

総合評価: A

(100-90: S / 89-80: A / 79-60: B / 59-40: C / 39-: D)

というわけで、今回の買い物は87点で評価Aでした。
今後買ったものについても同じ基準で採点して評価を出していこうと思います。

それでは今回はこの辺で。また次回にご期待ください。